入力と出力の話
4月に入って数日経つ。
私の生活はあまり変わらないけれど、桜が咲き、そして散っていく最近は、季節の変わり目についていけず、すこし風邪気味だったりする。
けれどそれ以外は多分、順調だ。
私には、自分自身を見つめるもう一人の自分が常に存在する。
ゲームや物語に没頭する時以外は、頭の中でいろんなことを考えてしまう。
この、もう一人の自分の有無を、今までは制御出来ないでいた。
というか、いるのが普通みたいな感じだった。
けれど最近、小さなきっかけに問題解決の糸口を見つけた。
らくがきである。
もともと、絵を描く事が好きで、版権キャラを描いてはもっと上手くなりたいな〜と考えていた。
けれど、勉強や部活を前に、絵を描くことは切り捨てざるを得なかったので、高校に入ってからは、描く頻度が非常に下がった。
そして高3になるとカリキュラムから美術の授業が消え、絵を描くこと自体が私の生活から消えていった。
ところが最近、したい時にしか勉強できないので、机に向かうきっかけ作りに、らくがきをしてみたところ、これがめちゃくちゃ良い。
自分そういえば、絵を描くの好きだったな、と思い出した。
我ながら快挙。
しかし集中力の低下で、あまり描きまくることは出来なかった。
でも、描いたあとの気分が、半端なく良かった。
ということは。
私の脳は、入力と出力のバランスを上手く取らないと、きちんと機能しなくなるのではないか。
勉強はある意味で入力で、つまり溜め込む作業だ。自分に足りない知識を補い、試験に通用する自分の武器を作り出す。
この意味で、テストは出力と言えるが、私の受験生活においてはテストよりも、体育の授業の方が出力の大半を占めたように思う。
要は発散だ。動けばストレス発散になるというように。私には体を動かすことの方が合っていたのだろう。
けれど、体育の授業は週3だったし、十分にそこで発散出来ていたかと言うと、それは否と言わざるを得ない。
だから、色々溜め込んだのだろうし、全てがうまく進まなくなった。
そして今回、運動以外の発散方法として、お絵描き、という頭の中のイメージの単純な出力がめちゃくちゃ有用である、ということが分かった。
実践している現在、結構上手くいっている。
出力、という意味ではこのブログも私の脳内の出力だし、実際に発散になっていると思う。
ただ、らくがきの方が、何も考えずに没入できる上、効率がいいのだ。
ほんと、めちゃくちゃ大発見したな自分……。
これを読んで上手くいく人がいたらいいな、と思いながら、未来の自分が入出力バランスを保っていることを願う。
P.S.今日の歌 UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」
血界戦線というアニメ主題歌で、散々いろんな所で流れていた曲。血界戦線はいいぞ。よかったら見てみてくださいな。