今日は何を歌う

日記のようなもの。

妖怪ポジティブおじさんの話

 

お久しぶりです、こんにちは。

 

今週から予備校の授業が始まりました。今日で3日経ちましたが、なかなかしんどいです。

今日なんて、眼鏡が見つからなくて遅刻して、もう休みたいな〜と思いながら行ったりしてました。いや〜しんどい。通学片道1時間で、そのうち20分は徒歩ってのはきつい。

でもね、行ったら行ったで面白いことも多いって気づきました。

 

 

表題の、妖怪ポジティブおじさんは、今日が初回授業の講師のおじさんで、予習のやり方とか勉強のやっていき方とか、オリエンテーションをメインにやってくれたんですけど。

 

なんかね、おじさんのお陰でめちゃくちゃポジティブになれたというか、斜に構えてたのがなおったんです。

 

 

私の行く予備校は浪人生のみの校舎なので、当然クラスメイトは全員浪人生なわけで、講師のみなさんも「浪人したから“負け”とか思わんでいい」とは何度も言ってくれるんだけど、この1ヶ月間、どうしても私の気持ちは切り替わりませんでした。

 

たくさん泣いた発表日以来、泣く機会はあまりなかったけど、浪人という事実がそれなりにキツくて。

多分、もともと浪人生を下に見がちだったのもあるけど、それ以上に、信頼する大人(親族ではない)に「浪人は1年棒に振ってる、海外にでも行くべきだ」って言われたのが大きかった気がする。

 

とりま、原因はあやふやだけど、強烈な劣等感に苛まれてたんです。

が。

それが今日吹き飛んだわけです。

ほんとね、世界に色がつくというと言いすぎだけど、視界は確実に鮮やかになった。

 

おじさんの喋りが私の好みだったのも一因かもしれないけど、一番の原因は、私が目を背け続けてきた事実を、何気なく言い切ったこと。

私を含む生徒全員に話していることは分かっていたけど、思わず「私のことや〜〜〜!」と小声で叫んでしまった。

 

というのも。

キラキラ輝いてる人は、楽しいことばかり経験してる訳じゃなくて、つらいこともたくさん経験している、と頭でわかっていても心からの納得には至っていなくて。

だからどうしてか、羨みこそすれ、自分はキラキラにはなれないと思っていて。自分を相対的に上げようと、周りを下げまくってた、つまりは人を見下す優越感だけで生きてきた。

 

おかげで、周りに抜かれるのが本当に苦痛で。

 

苦しくて妬ましくて悲しくて仕方ないから努力していたし、その努力自体は嘘ではなかった、と思いたいけれど、実際そんな行動理由だから、自信とか満足感とかが結構低かった。

……いや、「低い。」ですね、今もそんなに高くない。

 

そうしてそれなりにハッピーに生きてきたんですが、去年の秋口から、恐ろしく鬱っぽくなりまして。その原因を探るうちに「自己肯定感の高さと幸せ度は比例する」と思うようになったんですよ。

 

でも、そこから「どうすれば自己肯定感を上げられるか」がとても難題で、ずっと分からなかったんです。いろんな人に話を聞いたり、そういうテーマの本や記事を読んだり、たくさん試したのに。

 

 

それが今日、おじさんに答えを教えてもらいました。

 

 

ずばり、自分で決めて自分ですること、です。

 

 

それなりの年齢ですが、うちは基本的に両親が過保護なんです。おかげで、自分で決める必要も自分ひとりで何かを成し遂げる必要もなかった。親がやってくれるから。

 

自分で計画を立てることも、目標を立てることも、それを実行し達成することも、ほとんどして来なかったんです。

 

たまにやっても経験が少ないから大抵失敗するし、それを理由に人任せにして。

 

 

自分で決めたことなら、失敗も成功も必ず身になる。

 

でもわたしは自分で決めない代わりに、ずっと人のせいにし続けてきた。

 

 

それじゃあ駄目だよ、とおじさんが言ったんです。

 

 

 

いや〜〜、目を背けてたことを改めて文章にすると心が痛むんですが、こうして書くと本当にその通りだし当たり前ですね。

 

それなりの数の失敗を人のせいにしていたけど、「人のせいにしている」事実も嫌で、結果的に自分嫌いを助長していた気がするし、悪い事尽くめでした。

 

 

人生辛いことも多いけど、楽しいことも沢山あるから、それを自分が決めた道で、自分の成したことで得られたらいいな〜!

 

 

謎が解けたせいでちょっとポジティブかつハイテンションだけど、この考え方で前向きに行きたい。自分で道を選ぼう(*`・ω・´)

 

 

P.S.今日のうた 「ロキ」みきとP

ノリノリになれる曲です。よければ。