美しさの話
かわいい、という言葉はとても主観的だと思う。
愛らしいとか好みだとか、そういう形容の代用になっている時さえある。
それでも私は日々、かわいくなりたい、と口にする。
美しい、という言葉が客観的だとは思わない。
けれど何か普遍的な価値のように感じてしまうことも多い。
神々しいものや綺麗なものへの賞賛として使われることがあるせいなのかもしれない。
いつも、美しくなるのは難しいだろうなと思う。
未だ思春期から抜け出せていない気のする私は、承認欲求に苛まれまくっている。しかしその割に元気。大学に通うようになって気が塞ぐことも何度かあったけど、ちゃんと講義を真面目に受けているし休んでもいない。予備校時代を思い出すと、ありえないくらいの成長を遂げている気がする。
人に会うことへの恐怖もほとんど消えてきたので、友達とご飯に行ったりもしている。昨夜も高校の友達と会ってきた。
お互いほぼスッピンだっだのだけど、会話の内容はメイク関係にまで及んで「かわいくなりたいな」で終わった。
なぜ「美しくなりたい」ではなかったのか、言った時の自分を思い出そうとするけれど、上手く言葉にできない。
このことに関する文章を国語のテストで読んだ気がする。
うまく思い出せないけど。
またちゃんと文章にしたい。
とりあえず今日も、いってきまーす。