友だちの話
やばい。とりあえず聞いてくれ。
まず、今晩なかなかに深刻な相談をしたそうで、でも相手を見つけられずにいる友だち(“あの子”ではない)のツイートを見かけ、思わずDMをし、そしてLINE電話をすることになった。
その時点でびっくりなんだけど。
相談の内容は本当に深刻で、めちゃくちゃ心配になるようなものだったのだけど。
問題はそこではないのね。
うーん、上手く説明するには、私とその子の間柄をまず紹介しないといけないんだけど、それがオチだからどう言えばいいか分からん…。
仕方ないのでオチである結論から言うと、私たちはやっと、お互いのかけがえのNASAに気づけたのね。…改めて言うと気はずかしいな。
で、それはまあ、話してるうちに深刻な話題から、何故かお笑いとお互いの関係の話になったことで気づけたんだけど。
私たちの間柄は、悪くいえば親友以下、よく言えば仲間、みたいななんとも言えない関係で。
お互い、特に好きなものが共通する訳でもなく、生き方とか過ごし方も異なってて、高校生活の間も、さして一緒に行動することもなかった。
でも、お笑いだけは、ずっと共有してた。
笑いのツボだけが、彼女との共通点だったから。
彼女の生活のうちに面白いことがあれば話を聞き、私の中でハマった漫才があれば紹介する。それだけなのに、ずっと友達で、でも一緒にご飯することも、遊びに出かけることもなかった。
改めて考えるとこの関係やばくね?って言いながら、2人で大笑いして。
なんで、こんな風に友だち続けられたんだろね、とか。
お互いの関係に名前付けられないし、誰ともこんな関係にはならないね、とか。
だから、ずっと生き続けようね、とか。
彼女の深刻な悩みを聞いてたはずなのに、いつの間にか爆笑してて。
でもそんな間柄がいいね、って笑いあって。
なんか、めちゃくちゃ幸せになりました。相談受けてたはずなのに。
すごいよね、ほんと。
だって、おもしろかった内容は、こうして文章にしても、動画や音声を渡しても、絶対に伝わらないことだらけ。
彼女との間だけに成り立つ笑い。
すごい。
こんな時、うまく説明できる言葉がないことがとても悔しいけれど、同時に、そういう経験が出来たことをとても嬉しく思う。
稀有な存在。
出会えた奇跡、なんて言うと気恥ずかしくてどうにかなるし、そんなクサイ言葉で表現したいわけではない。
けど、纏めるとそうなってしまう。もどかしい。
いろんな原因があって、様々な出来事が重なって、こうして彼女と深夜のこの時間まで話せることを、とても嬉しくて幸せだなと思う。
生きててよかったな、としみじみ感じました。
それから、これからも生きよう、と思います。
受験直後としてはどうかしてるほど、ハッピーを並べるだけの文章になってしまったけど。
いつかこれを読み返した自分が、生きようと思えますように。
P.S.
23日に合格発表が終わり、進退が決まるのでまた話します。
でも、それまで人と沢山会うので、またたくさん取り留めのない文章を書くかもしれない。
その時は、適当に読んでもらえたら嬉しいです。
いい加減寝ます。