優しさの話
昨日の続きに近い。報告をします。
やっぱり、と言うとあれですが。
ここでは明確に名前を出したことは無かったけど、落ちたのでまあいいかと思って書いた。
一応、目指すなら最高峰というのと、亡き恩師の薦めというのもあって、志望校は2、3年前からここだった。
でも、過去のブログをご覧の方はご存知の通り、私の心は強くなかったし、勉強も足りなかったので、予想通り落ちた。
経験として、受験したことは糧になると思っているし、後悔はない、と思う。
不合格を知ってからまだ泣いてないので、自分の感情はよく分からない。
また整理したいけど、今は後期試験に集中しなくちゃいけないので、しばらくこのまま放置しようと思う。
泣いたらその時に書く。
ということで、以降は今日起きたことを書く。
実は今日、赤本を借りるために学校に行ったので、そのまま発表を見て、先生に報告してから帰るつもりでいた。
学校では、合格の報告に来た友達も何人かいたし、その子達と話しているあいだは別に、何の感情もなく、普通に楽しく話していた。その時は発表もまだだったし。
だけど、発表までの間、教室で自習しているうちに、ものすごく不安にかられて、後期試験の合格最低点から、自分が最低限取る必要のある点数を逆算してしまった。
ここから私の感情が狂い出す。
まず、後期試験に受かる気がしなくなった。これがめちゃくちゃ堪えた。頭殴られたみたい、というよりは、足下から固められていったみたいだった。動けなくて、しばらく立ち尽くした。トイレの個室に入って携帯で調べてたから人には見られなかった。
そのあと、どうしても勉強に身が入らなくなってしまって、発表はまだだけど、帰ろうと決意した。決意するのにもめちゃくちゃ時間がかかって、多分30分くらいはボーッとしてた。
それで、発表がまだだけど帰る決意をしたので、担任の机に受験番号を書いた置き手紙をしに、職員室に行った。そしたら職員室前で、私の好きな物理の先生と、合格報告をしに来た同級生が談笑してて、めちゃくちゃ泣きそうになった。でも、泣きたくなかったので、声をかけてくれた先生にも素っ気ない返事をし、早歩きで手紙を置き、ダッシュで学校を出た。
駅まで歩いて、電車を待っていたら、朝おしゃべりした友達が通りすがって「あー!」みたいな感じで手を振り合った。でも、声を出す気力がなかったのと、マスクをしていたせいで、笑顔だけは作ったのに伝わらなくて、なんか申し訳ない感じになった。相手は気にしない様子でそのまま離れていった。
そこから振り返って声をかける元気など微塵もなかったので、LINEで謝った。なんか素っ気なくてごめんねと。
そして電車に乗りこみ家まで帰る。
家に着くとLINEが帰ってきていて、しかもそれがなかなかの長文だった。
しかも内容がめちゃくちゃ優しさで溢れていた。
割愛するが、とにかく私のほしい言葉と、私が自分では気づけなかった弱さとそれへの対抗策が、シンプルな表現で記されていて、私にはものすごくありがたかった。
だって、まさか、私が心に傷をつくるくらいなら、無理して他人の相手しなくていいんだよ、なんて言われると思わないよ。
こんなこと言われて心が動かないわけなくて、感謝の念と元気出たっていう報告したら、しばらく体を動かせなかった。
人は優しさで動けなくなるらしい。
そのあとまた、私のに返事を返してくれたのもめちゃくちゃ優しくて、泣きそうになった。泣いてないけど。
そんなこんなで食べてなかったお昼ご飯を食べ、合格発表を見て、自室で勉強しようとしたら動けなくて、そういえば今日が生理予定日だったことを思い出した。
始まってなかったけど、体が重くて仕方なかったので、昼寝を決め、布団でがっつり寝た。
そんで気づいたら夜だった。
勉強してないけど、そのまま今に至るので、ちゃんと寝ようと思います。
明日が最後。ゆっくり、できることだけやろう。
P.S.今日の歌「マトリョシカ」ハチ(米津玄師)
ハチ MV「マトリョシカ」HACHI / MATORYOSHKA - YouTube
私のボカロの原点。よければ。