入力と出力の話
4月に入って数日経つ。
私の生活はあまり変わらないけれど、桜が咲き、そして散っていく最近は、季節の変わり目についていけず、すこし風邪気味だったりする。
けれどそれ以外は多分、順調だ。
私には、自分自身を見つめるもう一人の自分が常に存在する。
ゲームや物語に没頭する時以外は、頭の中でいろんなことを考えてしまう。
この、もう一人の自分の有無を、今までは制御出来ないでいた。
というか、いるのが普通みたいな感じだった。
けれど最近、小さなきっかけに問題解決の糸口を見つけた。
らくがきである。
もともと、絵を描く事が好きで、版権キャラを描いてはもっと上手くなりたいな〜と考えていた。
けれど、勉強や部活を前に、絵を描くことは切り捨てざるを得なかったので、高校に入ってからは、描く頻度が非常に下がった。
そして高3になるとカリキュラムから美術の授業が消え、絵を描くこと自体が私の生活から消えていった。
ところが最近、したい時にしか勉強できないので、机に向かうきっかけ作りに、らくがきをしてみたところ、これがめちゃくちゃ良い。
自分そういえば、絵を描くの好きだったな、と思い出した。
我ながら快挙。
しかし集中力の低下で、あまり描きまくることは出来なかった。
でも、描いたあとの気分が、半端なく良かった。
ということは。
私の脳は、入力と出力のバランスを上手く取らないと、きちんと機能しなくなるのではないか。
勉強はある意味で入力で、つまり溜め込む作業だ。自分に足りない知識を補い、試験に通用する自分の武器を作り出す。
この意味で、テストは出力と言えるが、私の受験生活においてはテストよりも、体育の授業の方が出力の大半を占めたように思う。
要は発散だ。動けばストレス発散になるというように。私には体を動かすことの方が合っていたのだろう。
けれど、体育の授業は週3だったし、十分にそこで発散出来ていたかと言うと、それは否と言わざるを得ない。
だから、色々溜め込んだのだろうし、全てがうまく進まなくなった。
そして今回、運動以外の発散方法として、お絵描き、という頭の中のイメージの単純な出力がめちゃくちゃ有用である、ということが分かった。
実践している現在、結構上手くいっている。
出力、という意味ではこのブログも私の脳内の出力だし、実際に発散になっていると思う。
ただ、らくがきの方が、何も考えずに没入できる上、効率がいいのだ。
ほんと、めちゃくちゃ大発見したな自分……。
これを読んで上手くいく人がいたらいいな、と思いながら、未来の自分が入出力バランスを保っていることを願う。
P.S.今日の歌 UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」
血界戦線というアニメ主題歌で、散々いろんな所で流れていた曲。血界戦線はいいぞ。よかったら見てみてくださいな。
受験の話
どうもこんにちは。夜ならこんばんは。朝ならおはよう。
久方ぶりに書く内容が重くて申し訳ないんですけど。
受験、全部落ちました。全部。
いやー、泣いたよね。めちゃくちゃ泣いた。
受かるか分からない恐怖からの解放による安堵と、自分の結果への悔しさと。
あとは、いろいろ分析しきれないほど溜め込んだ何かが爆発した。
ことは後期試験の発表日に遡る。
その日は学校に報告するのと、借りていた赤本の返却を兼ねて、発表時間よりも前に家を出た。
移動中に合格発表のページを見たけど、私の数字はなかった。
友達と合流して、学校に行って、しばらくの間は「全部落ちました笑笑」と言えていた。
でも途中で担任に会って、限界を超えた。
友達を置いてトイレで散々ないてから、赤本部屋に行ったあと、担任に回収され、個室でまた泣いた。
1時間くらい泣いていたけど、ずっと担任に愚痴とか相談を聞いてもらった。優しかった。ちなみに泣きすぎて頭は痺れた。(参照泣いた話 - 今日は何を歌う)
そのあと、恩師に挨拶に行った。今年で退職なさるので、会えなくなる前に話さないといけないと思った。
恩師の前でもまた泣いた。
でも、なんとなく泣ききって、それからは沢山これからのことを話した。
友達が私を見つけてくれて、先生と一緒に話していたら、泣いていたのが嘘みたいに笑えた。友達のお陰だと思う。人と話すって大事だ。
そこからは、普通にその友達とご飯に行ってちょっと買い物して、そのまま解散した。
友達は大学が決まったからか、余裕があるようで、私を気遣いながら動いてくれたように思う。
とても優しかった。その日の話をこうして書けるまでに回復したのは、間違いなく彼女のお陰だ。
家に帰ってからは、涙は出なかった。母には軽く話した。妹は私のLINEのステータスメッセージで知ったらしい。
浪人だ。
1年、また勉強する。
1番恐れていたことだけど、1番可能性の高い結果だから、そこまで気落ちはしてない、と思う。
あれから今まで、自分が目指す学校をもう一度考えた。
1年、それだけに費やす。その価値のあるものを選びたい。
自分が何を学びたいのか。
十分に時間をくれた周囲や、また勉強する環境を与えてくれる両親には、本当に恵まれている。
だから、真剣に考えなくては、と思った。
そうしてめちゃくちゃ考えて、まとまったから今この文章を書いている。
心理学を、学びたい。
この一週間で、そういう結論になった。
あいにく東京大学で心理学を学ぶには、文転しなければならない。
けれど一年でそこに行ける自信もないし、目指したいとも思えなくて。
だから、京大かな、と思っている。
阪大もいいけど。なんとなく、悔しいから。
とりあえず。だけど決めた。
塾も決めた。京大コース。
変わるなら半年後。けど、その時自分がどうなりたいかで決めればいいと思う。
好きなことを学べることへの感謝をもって、この1年頑張ることを誓います。
なんつって。
あの子の話 2
数時間前に投稿したばかりだけど、忘れたくないしありのままに感情を書きたいので、珍しく連続更新する。
明日と明後日、合格発表なのも理由のひとつだが。
今更何も言えない。ゆったりするぞ、進退決まるまでは!
話が逸れた。
あの子の話をさせてください。
いや、その前にtwitterについて。
じつはこのブログ用にtwitterアカウント(3つ目)を取得していて、ブログを通して様々な方と繋がらせていただいている。
挨拶もろくにできていなかったりする。オタク界隈だと無言フォローはザラなのだ。が、こちら界隈ではそうではないのかもしれない、ということを失念していた。相互なのに挨拶出来てない皆さま、すみません。
と、いうわけでいちおう、アカウントはこちら
さて。
本題です。
まず、えっと、あの子とグレイテストショーマンを観に行ってきたんです。2人で。私はデートの気分。
だから、服も可愛いのを着たかったんですけど、あいにくの雨だし、気温も低めだったしでパンツスタイルでした。
そんなわけで最低限のオシャレとしてイヤリングをつけ、彼女との待ち合わせ場所へ。
やってきた彼女は、髪型を少し変えていたけど変わらぬあの子で、久しぶりに遊ぶということをすぐに忘れるほどでした。
しかもよく見たらイヤリング…
おまえそれ!!!!私が誕生日にあげたやつ!!!!似合う!!!!!!
叫びそうだったんですけど、喋り始めてたのと改めて言うのが小っ恥ずかしいのとで、頭の片隅に全力で押し込めて。
少し遅めのランチをとってから夕方枠で観よう、というプランだったのでぶらりとカフェへ。
平日だったからか、時間の割に混んでおらずお互い近況の報告や話したいことをどんどん喋りました。
喋った内容は文字にする程でもないので割愛しますが、内容がそういうものでも、好きな人との会話というのは楽しいもので。向かい合わせだと視線を合わせづらいなと思いながらも、笑い合える状況にめちゃくちゃ感謝しながら、終始楽しく喋りました。
めちゃくちゃハッピーでした。
あ、ちなみにそこでタイミング見計らって「(イヤリング)つけてくれてありがとう。」っていったら笑顔で「こちらこそ。」って返してくれました。
やめろ!!!!!不意打ちの笑顔は心臓に悪い!好き!!!!!!!
と思いながら心のシャッターを切りました。
混んできたのでそこから出て、でも時間があるのでショッピングでも、となり、ウィンドウショッピング開始。
思い出した必需品を買ったり、私の買い物に付き合ってもらったりしました。
なんだかんだ、買い物を一緒にするのははじめてに近かった、というか友達と買い物するの自体が珍しくて(私が買い物という行為にコンプレックスを持っているため)、ドキドキの連続でした。
買い物って基本家族とばかりで、服の趣味はあまり家族と合わないので、かわいいとか使いたいとか、そういう単純な感情を共有出来たのがすごく嬉しかったです。
まあ、相手があの子だから、なのかもしれないですけど。
結構時間があったのと、それ以外にできることが無かったのとで、本当にじっくり悩んで選べて大満足でした。
買い物で満足できることが基本無かった(勉強しないとと思うと悩む時間があまりなかった)ので、それだけでめちゃくちゃハッピーでした。
悩むのに付き合ってくれた彼女にも感謝です。
そこから映画館に行き、発券して、飲み物等を買って入場。
しかし座ってしばらくしてから事件が。
なんと。
彼女がチキンとポテトのセットを買っていたのですが。
「ポテトいる?」と言ってきて。
「いいよ、私あげられるものないし〜」
「嫌い?」
「いや、別に好きやで?」
という普通のやり取りをしたのち。
「じゃあ」って言って。
何したと思います?
「はい、あーん(フォークでさしたポテトを差し出しながら)」
この時私、めちゃくちゃ冷静でした。びっくりしすぎて。
えっと…、これはフォークを受け取ればいいのか?と思ってちらってみたら、有無を言わさぬ目。
(そのまま食べなさいと?)
って必死に目で訴えたんですけど、フォークをさらに差し出されるだけで。
思い切ってそのまま頂いたんですけど。
おまえ!!!!!!なんで!!!!もっと好きになっちゃうだろ!!!!やめろ!!!!!!!!!でもありがとう!!!!!!!!
心は大荒れ。ドキドキのバックバクです。
今書いててもドキドキです。あいつ絶対そんな気なしにやってるよ……やめてくれよ…期待するじゃん……と思いながら。席に座り直して何事も無かったかのようにトークを再開し、
た、
はずが。
「はい、もう一個」
待て、お前待て、と思いながらも嬉しくて断れない私は言われるがままに食べ。
結局3回くらい貰いました。
今年最大の良いことです。好きな人からあーんしてもらえるとか、どんだけの幸運を詰め込んだんだ?もしかして、今年はもう残り全部不幸なことばかり起こるのでは?
そんな風に胸中は大嵐のまま、劇場が暗くなり、映画が始まりました。
映画に関する感想は映画の話 - 今日は何を歌うをご覧いただければ。
でもほんと、劇中も隣が時々気になって。
付き合ってたら手でも繋ぎたかったな〜なんて思ったりしながら見ました。
だって素敵な愛のお話が沢山あるから。どうしても好きの気持ちが溢れそうで。
代わりにSサイズのドリンクを握りしめながら感涙していました。文字にすると面白いなこれ。
そんな感じで映画を見おえ、お手洗いを済ませて映画館を出るかと思いきや、2人して「これは買わなきゃね」ってサントラとパンフレットを購入して、映画館をあとにしました。
そこから電車で帰宅。電車内は少し混んでいたけど並んで座れたので、小声でおしゃべりしてました。
そこでも本当にとりとめのない話ばかりしてました。
でもめちゃくちゃ楽しかったです。
今思えばそこで肩に寄りかかるくらいすれば良かったかな、とも思いますが、身長一緒くらいなのでそれはそれで変だったかも。
そういうわけで何の後悔もなく。
彼女はそのまま電車を降りていったし、私はそのまま帰りました。
めちゃくちゃハッピーに、映画デートは終わりましたとさ、ちゃんちゃん。
あ、うそ。
そのあと私彼女に言い忘れたこと思い出して。
髪型似合ってたよって。
家に着いてからLINEで伝えたら、ありがとうって返ってきたので。
伝えてよかったなって思いました。好きだなぁ。
P.S.一瞬告ろうと思ったけど、この時間を失いたくなかったのと、後半に二人きりの時間が無かったのとで断念しました。でも、これで良かったな、という気もする。
P.S.2
今日のうた『瑠璃色の地球』松田聖子
実は映画「打ち上げ花火〜(略)」で広瀬すずさんも歌っているらしい(観てない)ので、そちらもよければ。
P.S.3
リンクの上手いやり方覚えたんです。やっと笑
これで気軽にリンク貼れるから、ばんばんやってこうと思います。
映画の話
グレイテストショーマンを観てきたので、この興奮と感動とが綯い交ぜになった状態で、どうにか感想を書こうと思う。
私のTwitterをご覧の方は、「感想書けない!」という呟きをご覧になったかもしれない。
うまく映画の内容をまとめてからでないと、話してはいけないのでは、と思っていた。
しかし、自分の過去の記事を振り返っているうちに、「なんだ、感情をそのままぶつければいいんだ。上手くやろうなんて考えても無駄だ。」ということに気づいたので、以降は熱く語るだけとなる。
私のブログなのでね。自由だよね。
さて、まずグレイテストショーマンという作品に関して、自分が度肝を抜かれたのは、画の美しさだ。
実はこれは最近の映画では注力されがちな部分だが、この映画は昨今のものでも群を抜いている、と思う。
画の美しさ、と言ってもそれはクオリティだけに由来するような、単純なものではない。
画面の中に何人いて、衣装はどんな色で、対称性がどのように作られていて、人物がどっちからどっちに向かうのか、そういう様々なものに起因するものだ。
シン・ゴジラを見た時も同様の感触だったことを思い出す。
個人的には、この作品においては細部へのこだわりがすごいと思っていて、それが華やかさと素朴さの対比や、貧富の差をはっきりと観客に見せつけている、と感じた。
次が音楽。
単なるミュージカル映画、と言い切るには惜しい気さえする歌声の美しさ。
正直、俳優とかハリウッドとかいう方面には明るくない。主演のヒュー・ジャックマンがウルヴァリンの人だということも、家でパンフレットを見て知ったくらいだ。
だから、劇団四季とかそういう、生のミュージカルには勝てないのでは?と思ったりもしていた。
でも杞憂だった。ほんと。
正直、ハリウッドで予算が莫大だからできることだな、と思ったりもしたが、楽器から何からすべてがハイレベルだった。
ジェニー・リンドという役に関してはオペラ部分のみスタント(?)を使用したようだが、それ以外はみな本人が歌っている、と知った時の驚きは計り知れない。
嘘だろ、ヒュー・ジャックマンおまえ!こんなに歌上手くてダンスまで出来たら神じゃん…。
恐るべしヒュー・ジャックマン。
しかし恐るべきは彼だけでなく、妻やサーカスのメンバー達、それぞれがとんでもない歌唱力を持ち合わせていた。
本当、プロってすごい。私も歌が好きだからああなりたいけど、なんかすごすぎて無理だ!ってなるくらいすごい。
だからサントラを買ってくれ。日本語訳付きだし。
最後はダンス。
マジで美人。そんでダンスがちょーうまい。正直、この人のダンスを見るために映画を見に行ってもいいと思うくらい。
最初、空中ブランコと聞いて、ふーんなるほど美人だな〜くらいに思っていたら。
彼女が恋に落ち、そして自分から恋を終わらせようとするシーンで、とんでもないパフォーマンスが待っていた。
おま、ロープて!!!!!待って!!!!
調べたらエアリアル、というみたい。エアリアルロープ?という表現があるのかは分からないんだけど、とりあえずロープと己を自在に操りながら、空中を舞う、彼女の姿は、美しさとしなやかさを全身を使って表現するかのようで。
いや、もうほんと綺麗なのよ。綺麗すぎてビビるくらい。
しかも、めちゃくちゃカッコイイ。素敵なんだ〜本当に。
少ししかしらないけど、大技じゃなかったかこれ??みたいなのもあった。ゼンデイヤさんの、練習具合が分かる、とんでもない出来上がりだった。
こんなに書いたけど、彼女のはダンス、というには少し誤りがあるかもしれない。
けど、ダンスがすごい、というのは彼女に限らず。
ミュージカル映画であり、題材がショーであるので、ショーの出演者はみな踊っているし、絶望のふちに立っている時も、嬉しくて有頂天になっている時も歌い踊る。
つまり半分くらいは踊っている。
しかも完璧に。
こちらが踊り出したくなるほど、楽しく踊る。
めちゃくちゃカッコイイ。
そんなわけで、全部最高なグレイテストショーマン、要所要所で泣き、計7回は確実に泣きました。アイメイクしてなくて良かった。
This is meとかめちゃくちゃ自分を肯定できる名曲だった。
個人的な話をすれば、受験関連でかなり絶望を味わったので、生きてさえいればいい!っていう強いメッセージを受け取って、ボロボロ涙が出たし。
生きてていいんだ〜って。嬉しかった。
制作側もそれは意図してるみたいで(パンフレットより)、この作品の魅力として「どんな人間にも己を愛することを否定しない」主人公バーナムの行動が挙げられていた。
自分を大切にするのが苦手だな、と最近気づいた私としてはとても心に来る、良い作品だったのだと思う。
よかった、見れて。
もしここまで読んで見たくなったら是非、劇場へ!あの音楽は映画館で見ないと損だから!
というわけで感想は以上。
次は一緒に見に行ってくれたあの子の話を書こう。
友だちの話
やばい。とりあえず聞いてくれ。
まず、今晩なかなかに深刻な相談をしたそうで、でも相手を見つけられずにいる友だち(“あの子”ではない)のツイートを見かけ、思わずDMをし、そしてLINE電話をすることになった。
その時点でびっくりなんだけど。
相談の内容は本当に深刻で、めちゃくちゃ心配になるようなものだったのだけど。
問題はそこではないのね。
うーん、上手く説明するには、私とその子の間柄をまず紹介しないといけないんだけど、それがオチだからどう言えばいいか分からん…。
仕方ないのでオチである結論から言うと、私たちはやっと、お互いのかけがえのNASAに気づけたのね。…改めて言うと気はずかしいな。
で、それはまあ、話してるうちに深刻な話題から、何故かお笑いとお互いの関係の話になったことで気づけたんだけど。
私たちの間柄は、悪くいえば親友以下、よく言えば仲間、みたいななんとも言えない関係で。
お互い、特に好きなものが共通する訳でもなく、生き方とか過ごし方も異なってて、高校生活の間も、さして一緒に行動することもなかった。
でも、お笑いだけは、ずっと共有してた。
笑いのツボだけが、彼女との共通点だったから。
彼女の生活のうちに面白いことがあれば話を聞き、私の中でハマった漫才があれば紹介する。それだけなのに、ずっと友達で、でも一緒にご飯することも、遊びに出かけることもなかった。
改めて考えるとこの関係やばくね?って言いながら、2人で大笑いして。
なんで、こんな風に友だち続けられたんだろね、とか。
お互いの関係に名前付けられないし、誰ともこんな関係にはならないね、とか。
だから、ずっと生き続けようね、とか。
彼女の深刻な悩みを聞いてたはずなのに、いつの間にか爆笑してて。
でもそんな間柄がいいね、って笑いあって。
なんか、めちゃくちゃ幸せになりました。相談受けてたはずなのに。
すごいよね、ほんと。
だって、おもしろかった内容は、こうして文章にしても、動画や音声を渡しても、絶対に伝わらないことだらけ。
彼女との間だけに成り立つ笑い。
すごい。
こんな時、うまく説明できる言葉がないことがとても悔しいけれど、同時に、そういう経験が出来たことをとても嬉しく思う。
稀有な存在。
出会えた奇跡、なんて言うと気恥ずかしくてどうにかなるし、そんなクサイ言葉で表現したいわけではない。
けど、纏めるとそうなってしまう。もどかしい。
いろんな原因があって、様々な出来事が重なって、こうして彼女と深夜のこの時間まで話せることを、とても嬉しくて幸せだなと思う。
生きててよかったな、としみじみ感じました。
それから、これからも生きよう、と思います。
受験直後としてはどうかしてるほど、ハッピーを並べるだけの文章になってしまったけど。
いつかこれを読み返した自分が、生きようと思えますように。
P.S.
23日に合格発表が終わり、進退が決まるのでまた話します。
でも、それまで人と沢山会うので、またたくさん取り留めのない文章を書くかもしれない。
その時は、適当に読んでもらえたら嬉しいです。
いい加減寝ます。
優しさの話
昨日の続きに近い。報告をします。
やっぱり、と言うとあれですが。
ここでは明確に名前を出したことは無かったけど、落ちたのでまあいいかと思って書いた。
一応、目指すなら最高峰というのと、亡き恩師の薦めというのもあって、志望校は2、3年前からここだった。
でも、過去のブログをご覧の方はご存知の通り、私の心は強くなかったし、勉強も足りなかったので、予想通り落ちた。
経験として、受験したことは糧になると思っているし、後悔はない、と思う。
不合格を知ってからまだ泣いてないので、自分の感情はよく分からない。
また整理したいけど、今は後期試験に集中しなくちゃいけないので、しばらくこのまま放置しようと思う。
泣いたらその時に書く。
ということで、以降は今日起きたことを書く。
実は今日、赤本を借りるために学校に行ったので、そのまま発表を見て、先生に報告してから帰るつもりでいた。
学校では、合格の報告に来た友達も何人かいたし、その子達と話しているあいだは別に、何の感情もなく、普通に楽しく話していた。その時は発表もまだだったし。
だけど、発表までの間、教室で自習しているうちに、ものすごく不安にかられて、後期試験の合格最低点から、自分が最低限取る必要のある点数を逆算してしまった。
ここから私の感情が狂い出す。
まず、後期試験に受かる気がしなくなった。これがめちゃくちゃ堪えた。頭殴られたみたい、というよりは、足下から固められていったみたいだった。動けなくて、しばらく立ち尽くした。トイレの個室に入って携帯で調べてたから人には見られなかった。
そのあと、どうしても勉強に身が入らなくなってしまって、発表はまだだけど、帰ろうと決意した。決意するのにもめちゃくちゃ時間がかかって、多分30分くらいはボーッとしてた。
それで、発表がまだだけど帰る決意をしたので、担任の机に受験番号を書いた置き手紙をしに、職員室に行った。そしたら職員室前で、私の好きな物理の先生と、合格報告をしに来た同級生が談笑してて、めちゃくちゃ泣きそうになった。でも、泣きたくなかったので、声をかけてくれた先生にも素っ気ない返事をし、早歩きで手紙を置き、ダッシュで学校を出た。
駅まで歩いて、電車を待っていたら、朝おしゃべりした友達が通りすがって「あー!」みたいな感じで手を振り合った。でも、声を出す気力がなかったのと、マスクをしていたせいで、笑顔だけは作ったのに伝わらなくて、なんか申し訳ない感じになった。相手は気にしない様子でそのまま離れていった。
そこから振り返って声をかける元気など微塵もなかったので、LINEで謝った。なんか素っ気なくてごめんねと。
そして電車に乗りこみ家まで帰る。
家に着くとLINEが帰ってきていて、しかもそれがなかなかの長文だった。
しかも内容がめちゃくちゃ優しさで溢れていた。
割愛するが、とにかく私のほしい言葉と、私が自分では気づけなかった弱さとそれへの対抗策が、シンプルな表現で記されていて、私にはものすごくありがたかった。
だって、まさか、私が心に傷をつくるくらいなら、無理して他人の相手しなくていいんだよ、なんて言われると思わないよ。
こんなこと言われて心が動かないわけなくて、感謝の念と元気出たっていう報告したら、しばらく体を動かせなかった。
人は優しさで動けなくなるらしい。
そのあとまた、私のに返事を返してくれたのもめちゃくちゃ優しくて、泣きそうになった。泣いてないけど。
そんなこんなで食べてなかったお昼ご飯を食べ、合格発表を見て、自室で勉強しようとしたら動けなくて、そういえば今日が生理予定日だったことを思い出した。
始まってなかったけど、体が重くて仕方なかったので、昼寝を決め、布団でがっつり寝た。
そんで気づいたら夜だった。
勉強してないけど、そのまま今に至るので、ちゃんと寝ようと思います。
明日が最後。ゆっくり、できることだけやろう。
P.S.今日の歌「マトリョシカ」ハチ(米津玄師)
ハチ MV「マトリョシカ」HACHI / MATORYOSHKA - YouTube
私のボカロの原点。よければ。
発表の話
合格発表がここ数日あった。私のはまだ。あと12時間以内に発表される。
そんなことはどうでもいい。
愛しの君が第1志望に受かっていた。
なぜだかめちゃくちゃ嬉しくて。喜ぶ自分にびっくりした。
自分の気持ちは相変わらずよく分からないけど、彼女の合格を祝える立場にいることが嬉しいし、何より私が彼女を好きな気持ちが全然薄れてない事実が、なぜか嬉しかった。
あと、単純に彼女の第1志望は引っ越すことなく通える範囲なので、私が第1志望に受からない限り、彼女と遊べなくなることはない、ということも大きいかもしれない。
とりあえず、人のことだけど、めちゃくちゃ嬉しかった。
Twitterで合格したというツイートを見て、速攻でリプライして、それから少し会話出来たのも嬉しかった。
思えばこの1年ほとんど話していない気がするし、卒業式の日もほとんど話せなかった。久しぶりにちゃんと話せた、それだけで嬉しい。
長々と書いたが、単純に私が好きな人と話せて嬉しい、というだけなので、このままだと今日のブログの内容があまりに薄い。私の中ではめちゃくちゃ濃いけど。
というわけで、私の現状と今の心境を書こうと思う。
まず現状として、私立の滑り止めは一切受かっていない。危機的状況にある。合格発表のウェブサイトに私の番号を見たことがない。なかなかにつらい。泣いてはいないが不安が全くなくならなくてしんどい。
次に、他人の合格を目にしすぎて、第1志望合格を期待してしまっている。100%有り得ない。こう書いていながら、「これでもし受かったらどうすんの笑」ともう一人の自分が脳内で呟いているのを、必死に殴り飛ばしている。期待するだけ無駄だ。悲しむだけだ。
それから、受験は残すところ後期試験のみだ。12日。最終決戦は2日後。吐きそうになる、2日後とか書かなきゃよかった。
幸い科目が絞られているので、なんとか頑張りたい。でも昨日も受験したせいで体が疲れ果てていて、今日もゆっくり休んでしまった。自分を呪いまくっても無駄だが、わかっていても自問自答を繰り返してしまう。
心境としては、緊張と焦りが1番大きい。
浪人は死んでもしたくなかったのに、すぐ目の前に可能性がある。いやだ。まるで「スリザリンは嫌だ」(シリーズ第1作より)のハリー・ポッターのよう。浪人は嫌だ。二度とゴメンだこんな生活。
でも同時に、今の時点から浪人を受け入れる心を整えようとしていたりもする。昔から、予防線を張るのだけは得意だから。
あとは、そうだな、現金かもしれないが後期が終わったら遊ぶ約束をしていて、そのことが楽しみだ。久しぶりに小学校の同級生と会う。本当に久しぶりにLINEでやりとりをしているのに、変わらず話せてとても嬉しかったし、実際に会って遊べるのが楽しみで仕方ない。
ざっとこんなものだろうか。案外シンプルにまとまった。
そんなわけでこんな風にそれほど複雑でないまま、合格発表を待とうと思う。
不合格発表だろうけど。
また、合否の程は書きます。
P.S.今日の歌 「Make You a Fighter」 梅とら
Makes You a Fighter - 石川界人,島﨑信長,岡本信彦,小野賢章,江口拓也,村瀬歩【SIX SICKS】 - YouTube
ゲームのテーマソングとしての声優陣ver.と、原曲のVOCALOID ver.がある。どちらもノリノリなのでよければ。