オタク会の話
無限に楽しい時を過ごしたので、きちんと書き残したいと思う。楽しいことほど忘れてしまうから、その分あとから思い出したい。
部活の先輩たちと遊んだ。
一言でいうとそれだけ。
でも、とても濃密で、楽しくて仕方なくて、嬉しくて、短くて、永遠で、最高だった。
メンバー全員がオタクで構成されている、女オタクの会。BLもNLも楽しむ腐女子かつ夢女子であり、同人誌も買えば商業も読み、pixivにログインしてはアニメイトに入り浸る、そういうオタクたち。
オタクといっても人間的に反りが合うかどうかという問題はあるけれど、それが奇跡的にマッチしているという、最高のメンバーだった。
話の内容とか行動とかは多分普通に友だちと遊ぶのと変わらなくて、思いついた話とかたまに恋愛トークとか、好きなもの(ここではアニメや漫画)や目を引いた何かについて、ただつらつらと話し続けていた。わりとずっと。話し続けてるのに話題が尽きなくてびっくりした。興味範囲というか、好きなものへの姿勢が似ているのか、割とオールマイティに話せた。私は1番年下なのだけど、先輩たちがフランクに話してくれるから気軽に口をはさめたし、適度にほっとかれたりもするので楽だった。
それからサプライズで、この春から就職する先輩にプレゼントを渡した。とても喜んでくれた。めちゃくちゃ嬉しかったな。プレゼントって最高だなって思う。
オタク御用達のサイゼリヤにも行った。まちがいさがしを久々に全クリ出来た。運が良かった。
良いことづくしだったから、なんかもう今週はダメなのではなんて思う。幸せすぎると未来の不幸が怖くなる。臆病なんだよな。
でもそれくらい満喫できた自分の現状が如何に幸福なのか、ちゃんと理解していたい。恵まれた環境にいる己を、絶対的に評価しつづける必要性を感じるから。
最後の結びの文がこれだと、ちょっと怖いかもな。
今度、己の置かれた環境についてじっくり考えたいけど、今夜はもう遅いからそろそろ寝ようか。
皆様良い夢を。